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恋も色もなくたって人類にはセックスをする理由がある、生きるために生きるわけじゃないのが人間だから困ったもので こんなんじゃわたしはもう悪意しか信じられないし

あした地球が終わるのならどうしても会いたい人と想い人は違ったりする

手っ取り早いから簡単だから時間が惜しかったからタイミングが良かったから

諦めたり妥協したりする理由は実に多様で自分がこんなにも悲しいほど嘘つきだから他人なんて絶対に信じられないでしょ

信じられる、られないからを度返しにしてしまうから開き直って傷つきに行ってしまうしこれは恋と愛の話だけではなくて理屈で決めた愚論を通すための意地かもしれない。戦いは終わらない…